舞台は80年代!エア・ジョーダンはいかにして誕生したのか?【映画感想】AIR/エア(2023)

映画感想

日本公開日:2023/04/07
 初鑑賞日:2023/04/07
 TOHOシネマズ日比谷1プレミアムスクリーン

1984年、ナイキ本社に勤めるソニー・ヴァッカロは、CEOのフィル・ナイトからバスケットボール部門を立て直すよう命じられる。しかしバスケットシューズ界では市場のほとんどをコンバースとアディダスが占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高かった。そんな中、ソニーと上司ロブ・ストラッサーは、まだNBAデビューもしていない無名の新人選手マイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑む。

2023年製作/112分/G/アメリカ
原題:Air

引用元:映画.com

Twitter短評

感想

『グッド・ウィル・ハンティング』をリアルタイムで観て思い入れがある世代として、これは必ず観なければ!と公開日当日仕事帰りにTOHOシネマズ日比谷にて鑑賞してまいりました。

本作は、アメリカのスポーツブランド「ナイキ」がエアジョーダンをリリースするにあたり、どのようにバスケットボール選手マイケル・ジョーダンとそのファミリー(特にママ)を口説き落としたかを史実に基づいて描いた作品です。

まず、映画のオープニングでは80年代の映像や音楽が使用され、当時の雰囲気を再現しています。この80年代の映像がとてもクールで、観客をその時代に引き戻してくれます。これだけでも、80年代フリークの自分には堪らないものがありました。

本筋のエアジョーダンが誕生するまでの経緯はもちろん史実をベースにしているので結果は分かっているのですが、とにかく見せ方がうまい!
アディダスやコンバースといった競合他社にどう勝っていくのか。
グイグイとストーリーに引き込まれるエンタメ性に、ベン・アフレックの監督としての確かな手腕を感じることができます。

そして『グッド・ウィル・ハンティング』コンビとしてベン・アフレックと共にハリウッドに出てきたマット・デイモン!
今回ベン・アフレックと息のあったところを見られるのも嬉しいところですが、加えて野暮ったい中年を演じた彼のぷっくりとした中年腹に思わず笑ってしまいました。
『グッド・ウィル・ハンティング』から26年。マット・デイモンも、自分も歳を取るわけです(笑)

『AIR』は、ナイキの成功の背景を知ることができるだけでなく、とにかくエンタメとして面白い。
80年代好きやスポーツファンはもちろん、シューズに興味のない人にもおすすめの映画です。

【2023.5.14追記】
何と、劇場公開から1ヶ月ちょっとでAmazonPrimeに来てしまいました。
アマプラに入っていれば、無料で観る事ができます。
加入していない方も、無料体験を使えば視聴可能です!

AIR/エア

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