ハンパない80年代のバイオレンス・アクション【映画感想】イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985)

1980年代

日本公開日:1986/02/08
 初鑑賞日:不明(地上波TV放送)

チャイニーズ・マフィアの内部抗争が激化。その中で若き幹部ジョーイがのし上がっていく。ニューヨーク市警の刑事スタンリーはチャイナタウンの犯罪組織壊滅に乗り出す。スタンリーが強引な捜査を続ける一方、ジョーイも容赦ない殺戮を繰り返し、やがてドンの座へ。怒りに震えるスタンリーとジョーイがついに激突する! ハリウッド史に残る大失敗作となった「天国の門」に続くマイケル・チミノ監督のバイオレンス・アクション。ミッキー・ロークとジョン・ローンの対決が話題を呼んだ。

1985年製作/134分/アメリカ
原題:Year of The Dragon

引用元:映画.com

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映画の想い出

初めて観たのはTV放送でした。
中国人が中国人を殺しまくるレストランの襲撃シーンをはじめ、麻薬取引の交渉の場で生首を出したり、潜入操作の中国人の頬を弾丸が貫通したり、今改めて観てもバイオレンスシーンには凄まじいものがあります。
こんな映画も普通にゴールデンタイムで放送されていたのですから、80年代って本当に凄い時代でしたね。

チャイニーズマフィアと対立するはみ出し者の刑事を演じるのはミッキー・ローク。
当時のミッキー・ロークは「ナインハーフ」などでセクシーな男優というイメージがありました。
この映画でも、ロングコートに帽子の佇まいがセクシーでカッコイイのです。
顔も整っていて、今とは全くの別人です。
今のミッキー・ロークしか知らない人には、きっと衝撃的だと思います。
トレーシーという東洋人のTVリポーター(アリアーヌ・コイズミ)が彼と恋仲になるのですが、ベッドシーンではの彼女のおっぱいも登場。思春期だった自分には刺激的でしたが、80年代はTVでおっぱいも普通だったのです(笑)

チャイニーズマフィアの若きドンを演じたのはジョン・ローン。
小柄な東洋人ながらミッキー・ロークを相手にしても負けない迫力で、この作品で人気になりました。
この作品の数年後、ジョン・ローンは「ラストエンペラー」で主演することになります。
ジョン・ローンは今でもマフィアのボスか最後の皇帝のイメージから抜け出せていません。
「ラストエンペラー」の後はあまり作品に恵まれていませんが、それだけこの2作品で強烈な印象を残したということなのかもしれませんね。

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